今日から土星が逆行始めます!

2017.04.06

毎度お馴染みの土星の逆行です。 土星は1年の中で約5ヶ月ほど逆行するので、それ自体は年中行事のようなものでしょうか。 但し土星の影響はとても大きいので、軽く考えることも出来ないことでもあります。

過去の行いの”宅配人”である土星は、今年の1月26日から”審判”の星座でもある射手座に入りました。 それについてはこちらのブログ記事からみていただけます。

そして今日からおよそ4ヶ月半に渡って、その射手座での逆行が始まり、さらには6月20日には一つ手前のさそり座に戻ってしまいます。 そのまま8月25日でさそり座で順行に戻り、さらに射手座に土星が戻るのは今年の10月26日になります。

こういう時期は、『あれ、これってこの前あったことの蒸し返し!?』と思えるようなことが起こりやすいと言われています。

誕生時の月チャートをお持ちの方は、射手座やさそり座の関わる(それのある部屋とそこから3、7、10番目の部屋になります)人生の領域での、これまでの行動を一度立ち止まって見直すのに良い時期とも言えます。 というのは、逆行する土星はそれらの領域での進捗を遅くしたりして、私たちの忍耐力を試されます。

何事にもまずはYES!と言って取り組むのは、たいへん良い姿勢ではありますが、兵站が伸びきっていないか、と見直すのです。

新しいことを始める前に、まずこれまで溜め込んだものの整理から始める。 そんな態度がとても相応しい時期とも言えます。

水晶玉それでは、ここから具体的に、月チャートからみる、土星の射手座とさそり座での逆行の影響を探っていきます。 ご自身の誕生チャートをお持ちの方は、誕生した時に月のあった星座を以下に当てはめてみてください。 西洋占星術の誕生星座とは違いますので、ご注意ください。
 
また、それぞれの解釈は、2部に分かれています。 前半は、土星が火の質の射手座で逆行している4月6日から6月20日までに関して。 そして後半は、土星が水の質のさそり座にまで戻って逆行を続ける6月21日から8月25日までに該当してきます。 これらは一つの見方に過ぎませんので、常識に照らし合わせながら、お読みください。

おひつじ座

月がおひつじ座にある人にとって、射手座は9番目になりますから、射手座があるのは、第9室になります。 この時期、もの事の進みが遅くなる感じがするかも知れません。 人間関係での緊張なども生まれやすいので、あまり杓子定規にものごとを捉えず、柔軟な考え方にて対処するのがよいでしょう。

そして、6月21日から月はさそり座で逆行に入ります。 さそり座は、第8室に当たります。 近道をする誘惑にかられやすい時期と言えますが、こういう時こそ王道を歩む覚悟を再確認したいものです。 経済的な停滞を感じるかも知れませんが、忍耐強く対処していきます。 その代わり、精神的な成長には好都合な時期と言えます。

牡牛座

4月6日から逆行した土星が射手座にいますから、その部屋は第8室になります。 精神世界の興味を探求していくのに良い時期となります。 仕事の負担や責任が増えるかも知れませんが、積極的に対応します。 身体のどこかに慢性病を抱えている方は、悪化しないよう、細心の注意を払うと良いでしょう。

6月21日から月はさそり座で逆行に入るので、過去に割りを食ったことがあったとしても、その借りを返せるチャンスがあるでしょう。 大きな飛躍を心に秘めているのであれば、挑戦していく時です。 健康面では、気になっている部分に更なる注意を払うと良いでしょう。 結婚されている方は、パートナーとの関係に普段以上に気を使うとよいことになります。

ふたご座

ちょうど射手座の対極にくるのが、ふたご座です。 結婚されている方であれば、パートナーへの格段の思いやりが求められる場面です。 もし、仕事上のパートナーがいる場合であれば、その相手に正直に向き合う姿勢を強めていきます。

6月21日に土星がさそり座に移ってからは、やったことが他人から認められない、という場面に遭遇するかも知れません。 黙々と自分のやるべきことに徹し、周囲からの評価は後からついてくる、と気楽に構えます。

かに座

射手座は、ちょうど第6室にあたります。 身体の中で過去にトラブルのあった問題が、浮上しやすい時期と言えます。 健康には、特に気を使って過ごすとよいでしょう。 小さな問題でもないがしろにせず、検査や治療に躊躇しないのが良いかも知れません。 また、職場では部下の面倒をよくみてあげると良いです。 自分の成果を認められてもそうでなくても、責任を全うすることに専念します。

また、土星がさそり座で逆行する時期では、子供のいる方は、しっかりと子供さん達と向き合うと良いでしょう。 異性との関係においては、責任ある行動をとることに注意を払い、相手への思いやりに気を配ります。

しし座

土星はまず第5室にて逆行しますから、その時期は、子供達への関心や注意を十分に払います。 何が子供達に一番良いことなのかを、真剣に自問してみるのも良いでしょう。 もし周辺に特別な擁護が必要な子供達がいれば、助けてあげるのも素晴らしいことです。 また、子供に限らず、パートナーなどの異性の相手への思いやりにも、特に心を配ると良い時期になります。 また、この機会に創造的なことに打ち込んでみるのにも、良いでしょう。

また、土星がさそり座に入ってからの時期には、住む場所の環境がより快適になるよう、必要な処置を講じることに注意を向けていきましょう。

乙女座

乙女座に月がある人にとって、射手座は第4室にあたるので、4室の関わる分野で直接的な影響を及ぼします。 家の中での自分の振る舞いが、家族や周囲の人に良い影響を及ぼすように努めます。 そうでないと、土星は『過去の行いの宅配人』としての役割を忠実に実行してきます。

土星がさそり座に移ってからは、兄弟姉妹に対して、助けられることは積極的に行うように努めると良いでしょう。

天秤座

土星が射手座で逆行する時期は、兄弟姉妹に対して、物質的なサポートをするだけでなく、意識の成長を促してあげるにはどうしたら良いか、と考えます。 真剣に願い、祈ることで、大きな気づきへのきっかけが思わぬ形で現れたりします。

土星がさそり座に移ってからは、富や貯金の使い方に関して、自分の為と言うよりも、家族の為、世の中の為になることを中心に考えると良いことになります。 ただ、予期せぬ出費が発生したり、入ってくる収入が滞る経験をするかも知れません。

さそり座

射手座に土星が来ているので、それは第2室にいることになります。 この時期は、家族や他人を思いやる気持ちに磨きをかけると良いことになります。 金銭的にも、自分の為というより家族や他の人へ有効な活用を考えるといいでしょう。

土星がさそり座に入る6月21日からは、誕生チャートの月にかぶることになります。 世の中には、自分とは違う考え方をする人がいることを認め、最低限の敬意を払うことで、ものごとがスムーズに運ぶようになります。

射手座

まさに誕生時の月の位置に土星が来て、逆行しています。 過去のカルマからの影響を緩和する為にも、世の中に如何にお役に立つか、という視点で自分の行動を見つめる良い機会になります。

土星がさそり座に入る6月21日からは、誕生チャートの第12室に影響が出て来ます。 この時期は、自己の精神的な成長を重視すると良いことになります。 静坐、瞑想などの自己啓発に励むのが良いでしょう。 無駄遣いに注意し、家族への気遣いを増していきます。

山羊座

山羊座の支配星は、土星になります。 その土星が第12室で逆行しています。 この時期は、自己啓発をおろそかにしやすくなるので、その点に注意を払うと良いでしょう。 逆行した土星は、その入った部屋に関わる人生の領域をおろそかにさせたり、誤ったアプローチをさせたりしがちです。

土星が射手座に移ってからは、自分を成長させ、高みに引き上げてくれるような人達との交流に注意を向け、その逆とならないようにしていくと良いでしょう。

水がめ座

土星は第11室を逆行して通過中となります。 この時期は、付き合う友人が自分を成長させ、高みに引き上げてくれるような人達かどうかに、注意を払うと良いでしょう。 経済的なゲインの為に、人間関係を選ばないように気をつけます。

また、土星がさそり座に入ってからは、職業などを通した過去の社会貢献が試され、自分に帰ってきます。 仕事などの進み具合が、望み通りで無くなる可能性もありますが、コツコツと真面目に取り組むことで、確実な前進がはかれます。

うお座

土星はまず、第10室で逆行することになります。 仕事などの進み方が遅いと感じることがあるかも知れませんが、正しい動機に基づいた行動を続けることが、助けになるでしょう。 部下や同僚の面倒をよくみることにも、注意を払うと良いでしょう。

さそり座に土星が逆行して移行する6月21日からは、第9室の事柄、すなわち大いなる意識の成長に、邪魔が入りやすくなります。 他の人が成長の手助けになったと感じる静坐や瞑想のようなことに、関心をもってみるのに良い時期となります。

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