国民アーユルヴェーダの日

2017.10.18

アーユルヴェーダの日のロゴマーク

アーユルヴェーダの日のロゴマーク

個人を幸せにする、集団を悲惨へと導かない、国を豊かにする。 一国のリーダーの選択によって人々の命運は大きく変わる。

この週末に国政選挙の投票を迎える日本では、人ごとではありません。

世界を見渡してみて、今最もその手腕に期待が集まっている国家元首の一人は、間違いなくインドのモディ首相でしょう。

一昨年の2015年夏至の日を国際ヨガデーとし、それによって、世界各地でヨーガの実習に注意を向けてもらう大きなうねりが生まれました。

昨年の2016年10月28日は、今度は予防による人々の健康を願って『国民アーユルヴェーダの日』を始めて、インド各地で啓蒙の為の様々なイベントが行われるようになりました。

ロゴマークは真ん中に医学の神様の像がシルエットで登場し、5つの葉は土、水、火、気、空の5元素、その下の小さな3つの点がヴァータ、ピッタ、カパを表し、それを囲む緑の葉が、それらの要素を通して『大自然が治療する』、ということを象徴しているのだそうです。

日にちの選択は、今回は医学の神様として崇められるダンヴァンタリのお誕生日(ダンテラスと呼ばれます)に設定しています。 インドの日程は月のカレンダーによるものが基本なので、毎年その日は通常のカレンダーによると変化して、今年は昨日、10月17日になりました。

昨日首都のデリーで開かれた第1号となる国立アーユルヴェーダ研究所病院の開所式に出席したモディ首相は、今後3年以内にインド各地に65ヶ所のアーユルヴェーダの国立病院を建設していく、と演説しています。

モディ首相は、それに先立って2014年にはそれまで厚生省の一つの局であったAYUSH(アーユルヴェーダを含めたいわゆる代替医療を統括)という部署をなんと、『省』に格上げしています。

予防医学によって個人を健康にし、豊かな国を作っていこう! そんな熱い想いが感じられませんか。

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