自律神経を整える静坐のご紹介

2016.03.16

 私たちが、普段の生活であ〜今日は調子がいい、気分がすっきりしている、という時は、体がどういう状態の時でしょうか。 それは自律神経が整っていて、体に数十種類あるホルモンのバランスが整っている時、私たちは、心も体も健やかに感じます。

 自律神経は電話のように素早く体に変化を起こします。 一方、ホルモンは手紙のように届くのに時間がかかりますが、その効果はより持続します。

 それほど私たちの毎日が快適か否かの鍵を握っている自律神経とホルモンですが、正常な時は無意識にうまく動いてくれているので、私たちは体の中のことを気にせずに、仕事や家事に注意を向けることが出来ます。 ところが、そのバランスが何らかの理由で崩れると、自分の思い通りに操作出来ない、ということが障害になって、元に戻すことがとても大変になります。

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 この静坐法は、その場に座ったままで、体と心をほぐす数種類の運動を5分ほど行います。 それから2種類の呼吸法を5分ほど楽に続けます。 それから、静坐に入り10〜15分ほど座ります。

 静坐の為には、その人にとって共鳴する音が選ばれます。その種類は100以上あり、その中からその方にとっての共鳴音を選んで、その使い方をご指導します。 その使い方にはコツがありますが、それをわかりやすくご説明します。 1回、2時間で全て習得していただけます。

 私たちは、いつまでもしなやかな体を保とうとすれば、日々体操をして筋肉を伸縮させる運動をします。 ところが、心をいつまでも溌剌と心地よく保つには、体とは真逆に、全く動かさないことがいいのです。 ところが、起きている時に心を動かさないように、と言われてもどうしたらそんなことが出来るのか、と思います。

 そこが静坐法の所以たるところであり、何も道具も使わず、自分の体と心だけで、そのバランスを回復させ、より快適な毎日を過ごせる簡単な心と体のエクササイズになります。
 
©天空庵

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