めぐり逢い…ヴェーダ吟唱の旅

2017.12.23

映画”タイタニック”より

映画”タイタニック”より

世界各地で出身が異なる人たちが同じ地域で仲良く暮らしている姿は、実に微笑ましい。

インドでも1947年のパキスタンの独立までは、それなりにヒンズー教徒とイスラム教徒が平和に暮らしていた時代が続いていました。

カナダにはケベック州というフランス語圏と言われる地域があります。 カナダは英語とフランス語が公用語なので、カナダからのお土産製品には、パッケージの説明書が二か国語で書かれているのを気づいた方も多いと思う。

このケベック州の田舎町にヴェーダの吟唱を習いに何年間も通っていたことがありました。

なんでまた、古代インドの伝統をカナダの、それもケベック州というフランス語圏でという話になるが、たまたま良い先生がそこに教えに来ていたからに過ぎません。 習う側は常に先生の元にこちらから出向くしかありません。

仕事を終えて飛行機に乗り、夜8時過ぎに到着したモントリオールという大都市から車で2時間ほど走った田舎町に会場はありました。 長時間何も食べていなかったので、食べるところを探しましたが世界チェーンのファーストフードの店しか空いていません。 そこに入ってみると、店内に流れている歌手の歌声がどこかで聞き覚えがある。 しかしながら、それはフランス語で歌っているのでした。

暫くこの歌声は誰だろう?と考えながら聴き入っていると、カナダ人歌手のセリーヌ・ディオーンだと気付きました。 映画『タイタニック』の主題歌”My Heart Will Go On“を歌っていた歌手で、歌唱力抜群とは、こういう人のことを言うのだろうと思う人です。

こちらの反応は、なんで彼女がフランス語で歌っているの?と言うもの。

そして気づいたことは、そうか彼女はフランス系カナダ人だったのか、ということでした。

すでに世界的なスターになっていたセリーヌ・ディオーンですが、英語で歌っている姿しか見たことがないので、てっきり英語圏の人だと思っていました。 しかし、彼女がフランス語で生き生きと歌っている曲を聴いて、フランス系カナダ人であることが自分のルーツなんだ、という強いメッセージを感じました。

彼女がツアーで同伴するピアニストをステージで紹介する時には、『ケベックが産んだ偉大なアンドレ・ギャノンです!』と紹介するのを聞いて、フランス系であることに対する強い想いを見たのでした。

戦後のインドでヒンズー系とイスラム系は、一部でなかなか仲良くすることができない状況があります。 同様にカナダには、イギリス系とフランス系の住民の間にある種の緊張があります。 そして圧倒的な少数派は、フランス系カナダ人になります。 そういう状況では、自然に団結は強くなりますね。

セリーヌ・ディオーンがツアーに同伴したアンドレ・ギャノンのピアノ曲は、その後日本でも聴かれるようになりました。
こちらのめぐり逢いを聴かれた方も多いことでしょう。

この曲を聴くとヴェーダ吟唱と出逢った幸運に想いを馳せ、寂寞とした気持ちの中に幸せを感じます。

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