琴バウアーとやる気スイッチ

2016.03.02

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今年の初場所では、大関琴奨菊が日本人力士としては、10年ぶりだったと話題になったのは記憶に新しいところ。

その琴奨菊関が取組前にやるルーチンとして有名になった「琴バウアー」と呼ばれるポーズをご存知ですか。 フィギアスケーターの荒川静香選手が10年前のトリノオリンピックで金メダルを取った演技の中で登場させたレイバック・イナバウアーと琴奨菊の琴のハイブリッド造語です。 大関昇進を期待されながら、伸び悩んでいたところにこのルーチンを加えることで、大関昇進を果たし、32歳で初優勝まで果たしました。

これはこういう雄叫び的なポーズをすることで、テストステロンというホルモンの分泌が増え、それによってやる気スイッチの所在地と言われる脳の線条体という部位が活性化する、というハーバード大学とコロンビア大学の研究結果に基づいています。

天空庵で行う座りながらのアーサナでも、胸式呼吸に合わせて”ガオー”のポーズをするものがあります。 静かなやる気スイッチが入って、その後に腹式呼吸のポーズに繋げることによって、2つの呼吸法の違いを感じながら、自律神経を整えていきます。

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