圭、入るんだ!

2016.08.16

銅メダリスト錦織圭

リオオリンピックで銅メダル

オリンピックで日本人が初めてメダルを取った種目は、テニスで銀メダルだったとか。 それから96年後、そのテニスで錦織圭が銅メダルを獲得したのは、感動ものでした。

世界を転戦し、活躍めざましい錦織選手ですが、テレビなどでその試合ぶりを見る機会がありますと、よく登場する熱血解説者が途中から解説するというより、『行け!』とか『頑張れ〜!』とかの掛け声一辺倒になってきます。 さらに熱を帯びてくると、『圭、入れ! 入るんだ!』と意味不明な言葉が登場してきます。

ボールが相手のコートに入れ、と言っているのでなく、錦織選手に対して、『入れ!』と言っているわけです。 これでは、訳がわかりません。

実はこれ、『ゾーンに入れ!』と言っているのでした。 そうです、あのゾーンです。 その状態に入ると普段以上のプレーが出来てしまう。 今回のリオオリンピックでの錦織選手であれば、準々決勝の相手も格上でしたし、3位決定戦のナダル選手もこれまで負けがこんでいる相手でしたが、見事に勝ちました。 スーパーゾーンに入ったのでしょうか。

27歳になってから挑戦したメジャーリーグで、今年3000本安打という偉業を達成したイチロー選手も、調子がいいとボールが止まって見える、というのも『ゾーンに入った』状態でしょう。 この「ゾーン体験」、「フロー体験』に関しては、こちらの当番日記で書いたことがあります。

これは体が勝手に最高のパフォーマンスになるように動いてしまう状態とでもいいましょうか。
しかし、この『ゾーン』とか『フロー』とも呼ばれる状態は、トップアスリートだけの特権では決してありません。

深い呼吸によって心身が静まり、いつの間にか静坐の状態に入るのを体験する時、私たちにも『フロー』がやってきます。

『ゾーン』の主役は、無心の心であり、その時に体を動かしていればスポーツ中であり、体を静止させていれば、静坐中という違いがあるだけです。

創作落語家の立川吉笑の落語に、このあたりをネタにした『ぞおん』というのがあります。
落語の中では、「ゾーンは、入ろうとして入れるもんではありませんわな」と語っていますが、静坐に親しむ私たちは、自分の意思で入れる、あの入り口のありかを知っていますね。

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