自分の『通信簿』がフリマで売られてる!? 熾烈を極める『あなたの関心』の争奪戦! 

2018.03.23

SNSの時代イギリスにある”ケンブリッジ・アナリティカ”と言う選挙コンサルタントの会社が、フェイスブックのお友達データを回収して、5000万人に及ぶ個人情報を入手し、それが不正に選挙結果を変えるプロパンガンダに活用されてしまった件が世界的なニュースになっています。
 

2016年11月の米国大統領選挙で、まさかと思われたトランプ大統領の実現は、当選当時,
ソーシャルメディア戦略の勝利とさえも言われていました。 今回わかったことは、この会社の情報操作なくしてはトランプ大統領の当選はあり得なかったかも知れない、という可能性です。
 

イギリスのEU離脱を問うた2016年6月の国民投票も、接戦とは言われながらも、残留に軍配があがるだろうと言う下馬評だったのが、フタを開けて見たら52%vs.48%で離脱に軍配が上がってしまいました。 この時も、EU離脱派が雇っていたのが、今回のケンブリッジ・アナリティカ社でした。
 

実際にその情報操作を行ったケンブリッジ・アナリティカ社の担当幹部が、表に出て直々にその手法の不正入手した詳細を語ってしまったので、米国もイギリスも議会や政府が真相究明に早速本腰を入れています。
 

このある意味、衝撃的なニュースは、私たちが日常生活でスマホなどを通して使っているネットのプラットフォーム企業は、ユーザーのプライバシーは重要ではないのでは、と漠然と抱いていた疑問を確信に変える効果がありました。
 

今回は、学術調査という名目をカモフラージュにして、フェイスブック用の特定の性格診断アプリをダウンロードしてもらうことから始まっています。 それをダウンロードして性格診断を実行したフェイスブックユーザーは、約27万人と言われていますが、実際はほとんどの人が謝礼をもらって参加したのだそうです。
 

そして、ここが一つ目のポイントですが、そのアプリを使ったユーザーの全ての”お友達”の情報も抜き取れるようになっていた為に、27万人のそのアプリのユーザーだけでなく、それらのお友達全ての約5000万人もの個人情報が、この会社の手に渡ってしまいました。27万人に謝礼を払って、5000万人の”情報”を買うことが出来る抜け穴がそこにあった訳です。 それらのフェイスブックのユーザーは平均して、一人あたり180名ほどのお友達が登録されていたことになります。
 

そして二つ目のポイントは、その獲得された”情報”というのが、フェイスブックに自分が登録した出身校だとか、住んでいる町だとか、誕生日だとかの”公式情報”だけでなく、『シャドウ・プロファイル(隠れたプロフィール)』と呼ばれる、フェイスブックが判断したあなたの情報も含まれていた、ということです。 つまり何に対して”いいね!”を押したか、アプリの使用遍歴、インスタグラムでの活動などからその人の傾向や好みを細かく判定し、プロフィール化しています。 それがシャドウ・プロファイルであり、どう自分がプロフィールされているかをフェイスブックは教えてくれません。
 

スマホ操作そうやって、この人は共和党よりだとか、民主党よりだとかわかれば、それに沿って個人ごとに効果的なメッセージを流して、トランプ陣営になびくように心理操作が行えた、という訳です。 
 

選挙は無党派層と言われる人たちがどの候補になびくか、によって勝敗が決まることがほとんどなので、個人の傾向や好みを知った上で、特定の情報を流すことで選挙結果を左右出来そうです。
 

このニュースで思うことは、知らず知らずのうちに、私たちの日常がいかにスマホやパソコンの画面を通したヴァーチャルな世界に侵食されているか、ということです。 もちろん、現代のテクノロジーによる革新的な便利さや人の交流の広がりは素晴らしい限りです。 しかし一方で、人と人とのリアルな結びつきが薄れている、と感じる人は少なくないことでしょう。
 

電子メールが普及し始めた頃、職場で後ろの席に座っている人への連絡にメールを使う人が多いのに驚いたことがあります。 振り向いて一声かければ済むことが、メールで送られてくるのはショックでした。
 

何だか生活を豊かにしてくれるはずのテクノロジーが、私たちの心や社会を侵食し、時には破壊しようとさえしている感慨に襲われる状況です。
 

そこで繰り広げられているのは、ソーシャルメディアなどを通じた『私たちの関心』をいかに引くか、という熾烈な争奪戦です。
 
今こそ『私たちの関心』の向かう先を、人に影響されるのではなく、自分で選びとるようにする時です。
 
そして、究極の関心の向かう先は、あの宇宙の無限の豊かさの源泉です。
 

静坐や瞑想は、ソーシャルメディアに奪われていた私たちの外の世界への関心を、自分の内側の意識の海に取り戻す作業でもあります。
 

しかしながら、テクノロジーを全く使わない生活に戻るのは不可能です。 そこで、スマホやパソコンのテクノロジーを使いながらも、過剰に私たちの注意が外側に奪われない具体的な対策を考えてみました。
 

1.自動的なお知らせをオフにする
 
お知らせメールが何件入ってますよ、というお知らせは赤い丸で登場しますね。 この赤は人の関心をすぐに引こうとする時に使われます。
 
”設定”=>”通知”から機械的なお知らせをオフにする。 但し、実際に電話をかけてきたりと友人からの連絡はそれがあったことがわかるようにしておくといいか と思います。 電話、LINE、フェイスブックのメッセンジャーなどになります。
 

2. スマホの画面を白黒(グレースケール)にする
 

明るいカラーの画面には、心躍らせるものがあり、ついつい関心を寄せてしまいます。 スマホの画面を見ることに、不必要に魅かれてしまう要因でもあります。 そこで画面をグレーにすることで、その不必要に画面のカラフルさに気を取れらないようにします。 これはバッテリーの消費を抑える副効果もあります。 
 

iPhoneの方は、設定=>一般=>アクセシビリティ=>ショートカット(一番下です)=>カラーフィルターを選択。 こうすることでホームボタンを連続3回タップするとグレーの画面に出来ます。 元のカラー画面に戻したければ、同様にホームボタンを連続3回タップします。
 
アンドロイド 携帯の場合は、当番は使っていないので手元で確認出来ないのですが、ネットで検索してみると開発者モードから変更するようなので、一般のユーザーの難易度は高いかも知れません。 簡単に設定出来る方法を、ご存知の方がいたら教えていただけるとありがたいです。
 

3.ホーム画面を整理しよう
 

ホーム画面に並べるアイコンを必要最低限のアプリケーションだけに絞る。何が頻繁に使うかは人によってそれは様々でしょうが、設定、カメラ、カレンダー、メモなどでしょうか。 こうすることによって、無意識にアプリを開いて遊ぶことの無いようにします。 それらのアプリは、ホームページ以外のページに移動させておきます。
 

4. 枕元にスマホを置かないで!
 

スマホのチャージを枕元でしない。 つまり枕元にスマホを置いておくと、夜中に目が覚めた時に見てしまうだけでなく、朝起きた時にも見てしまうことになります。 心当たりのある方は多いかも知れません。
 
いや私は目覚ましとしてスマホを使っている、という方は、目覚まし時計を別途用意する価値はあるのではないでしょうか。
 

5. ソーシャルネットワークからたまには離れよう
 

今はツイッターのハッシュタグでも、#DeleteFacebook、すなわち”フェイスブックから抜けよう”が上位にきている状況ですが、をれは無理!という人も多いことと思います。 仕事で使っているのでなければ、本当に連絡を取りたい友人と連絡を取り合う手段は別にあるでしょう。 
 
SNSから離れるのは無理であれば、スマホでは見ないで、パソコンからにする、というだけでも”依存症”からの救済になるかと思います。
 

フェイスブックで友達をたくさん持っている方は、そのフィードをスクロールして読むだけで半日終わってしまうかも知れません。 勿論飛ばし読みにするのでしょうが、それも神経を使う話ではあります。 
 
ツイッターのアカウントもフォローが増えるに従って、フィードされて表示するものが増えますし、何より向こうからの『これにも興味あるはず』的なお知らせも目にすることになります。
 

断捨離、断食などと並んで、”断ニュース”や”断SNS”がたまには必要かと思います。
 

6. 青色光を防ごう
 

スマホにしろパソコンにしろ、今は画面にLEDと呼ばれる光原が使われているタイプが大半です。 このLEDという光は、白熱電球や蛍光灯に比べて圧倒的に電力消費量が少なく、かつ寿命も飛躍的に長いので、急速に普及しました。 一方で、このLEDの光は青がとても強く、夜にこの青い光を目に入れると睡眠ホルモンとも言われるメラトニンが減少する、という研究がいくつか発表されています。

そ 
れでも就寝前にパソコンやスマホ、タブレット等の画面を見るのであれば、青い光を遮光するブルーライトカット眼鏡をして、目に入る青い光を減少させる方法もあります。
 

また、スマホであれば、ブルーライトカットシートを画面に貼るのもいいですね。
 

目の保護また、アンドロイド・スマホですと、ブルーライトをカットしてくれるアプリが色々出ていますので、それらを活用する手もあるかも知れません。 例えば、”目の保護”や”Twilight”といったアプリもその一例です。 (なお、アプリのダウンロード等はご自身でリスクを確認してなさることをお勧めします)
 

7.リーダー表示を活用しよう
 

ニュースサイトなどを読む時に『リーダー表示』で読む。 こうすると広告などをカットしてくれて、記事だけに集中出来ます。 アドレスバーの左側にあるテキストのような絵柄のボタンをタップするだけで切替り、劇的に見やすいページに変わります。
 

但しこれはSafariというアップル社の開発したブラウザーでウエッブサイトを閲覧している時にだけ使えます。 他のグーグルのブラウザーであるChromeでは、”iReader”というアドオンを追加して似たような表示に出来るようです。
 

私たちは、好むと好まざるとにかかわらず、『関心を向けたもの』になっていきます。 ですから、心底感動する景色に関心を向けていきたいものです。 静坐や瞑想を通して、そういう景色に日々接していきたいですね。
 
©天空庵

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